大木稲子(Ineko Ohki)
国立音楽大学ピアノ科卒業。留学先のストラスブール音楽院にてエレーヌ・ボスキに師事。その後トゥールーズに移転し、キャピトル交響楽団のエキストラ・プレーヤーとしてオーケストラ・ピアニストの経験を積む傍ら、ソリストまたアンサンブルメンバーとして数々の国際ステージに参加。中でも、仏国文化庁主催バルトーク記念コンサート・ツアーや、今は亡きグザビエ・ダラス(元パリ音楽院長、オルガニスト、作曲家)作品・特集番組のピアニストとしての録音参加はフランス時代の有意義な経験となった。
近年は大木稲子ピアノ・トークコンサート「ピアノで奏でる愛のうた」を各地で展開。親しみやすいクラシックの名曲を楽しいトークと自作のピアノ曲でつなぐコンサートスタイルで、音楽を愛する方々と喜びを分かち合っている。
これまでに4枚のCD「ピアノで奏でる愛のうた」をリリース。そのⅠは絶版。Ⅱ~Ⅳは現在も好評発売中。
世界遺産にも登録された城塞都市カルカソンヌでの屋外コンサート。稲子は向かって右側のグランドピアノ奏者
カルカソンヌの絵葉書から