ご挨拶
心をこめた音楽で誰かの心の琴線に
触れることができるなんて、何と素晴らしいことでしょう
音楽学生だった頃から私がずっと感じている
音楽することの魅力はこれでした。
少し年を重ねた今、こめる心の状態によって
出てくる音楽も違ってくるのをとても感じています。
ピアノの“音”が皆様のお耳に語りかけるとき、
「言葉」を持った“うた”となりますように!
そしてさらに欲を言えば、その“うた”が
皆様の慰めか励ましか、また喜びのためかに
少しでもお役に立てましたなら本当に幸福に存じます。
― 大木稲子(おおきいねこ)